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注文住宅でおすすめのオプション10選と平均費用について解説

注文住宅2023.11.22

注文住宅は外観も内観も自由にデザインできるものです。

 

そのため、元から商品プランに含まれている設備のほかに、さまざまなオプションを取りつけられます。

 

生活必需品ではないけれど、日常生活がとても快適なものになる。そのような設備はいくつも思いつくのではないでしょうか。

 

注文住宅であれば、最初から備えつけの形で、それらのオプションを利用可能です。

 

注文住宅の大きなメリットの一つといえるでしょう。

 

この記事では、注文住宅におけるおすすめのオプションを10個紹介するとともに、それらの平均費用について解説します。

 

また、後悔しないオプションの選び方などにも触れています。

 


 

 

おすすめの注文住宅のオプション10選

 

ここでは、おすすめの注文住宅のオプションを10個に絞って紹介します。ラインナップは以下の通りです。

 

  1. パントリー
  2. 無垢床
  3. タイル壁
  4. タンクレストイレ
  5. ビルトイン食器洗い乾燥機
  6. タッチレス水栓
  7. 電動シャッター
  8. 造作棚
  9. スマートキー
  10. 太陽光発電システム

 

存在は知っているけれど、実際に備えつけるかは迷う、といったものが多いでしょうか。

 

しかしこれらはどれも便利なものなので、予算に余裕があれば追加するに越したことはありません。順番に解説します。

 

 

オプション①:パントリー

パントリーとはキッチンに隣接した空間のことで、食材や調理器具、食器類などを収納しておくためのスペースです。

 

パントリーを備えつけておくことでキッチン周りの見た目を綺麗に保てるので、お客様を招く機会の多い人には特におすすめといえます。

 

また夫婦共働きで、週末にまとめて食材の買い出しをしている家庭などは、一時的に多くの食材が貯まってしまいがちですよね。

 

そんなときにパントリーがあると、食材を無理なく保管しておけるので非常に便利です。

 

非常食を貯めておくスペースとしても有効活用できるでしょう。

 

 

オプション②:無垢床

近年では、自然素材を意識した住宅を作りたいと考える人も増えています。

 

床や壁に化学物質が使われていると、室内の空気が汚染されて喉の乾燥や頭痛、湿疹といった症状が発生する、いわゆるシックハウス症候群。

 

シックハウス症候群を防ぐ手段としてもっとも効果的なのは、壁や床に自然素材を用いることです。

 

床の場合は、無垢床を採用するのが一般的。健康を損なわないだけでなく、肌触りの良さや色味の温かさもメリットであるため、幅広い世代に人気があります。

 

【関連記事】無垢材フローリングの特徴とは?種類や値段、お手入れ方法もご紹介

 

 

オプション③:タイル壁

室内壁にタイルを用いるのも、おすすめのオプションの一つです。

 

タイル壁を採用するメリットとしては、主に以下の3 つが挙げられます。

 

  1. 高級感が出る
  2. デザインが豊富である
  3. 傷がつきにくく汚れが目立たない

 

特にリビングのタイル壁はアクセントとなり、家族やお客様に強い印象を与えます。

 

キッチンや洗面台ではデザインだけではなく、メンテナンス面でもメリットが多く人気の高いオプションです。

 

室内タイル壁は空間を演出する手段として、ぜひ検討すべきでしょう。

 

 

オプション④:タンクレストイレ

タンクレストイレとは文字通り、タンクのないトイレのことです。

 

タンクが備えつけられていないことで奥行きを短くすることが可能となり、トイレの空間を余裕のある形で確保できます。

 

またタンクがないことによって、水滴がつきにくくなるのもメリットの一つです。

 

注意点としては、タンクレストイレにするとタンク上で手を洗えなくなるため、別個に手洗い場をトイレ内に設ける必要があることが挙げられます。

 

 

オプション⑤:ビルトイン食器洗い乾燥機

ビルトイン食器洗い乾燥機とは、あらかじめキッチンと設備として組み込まれた食器洗い乾燥機のことです。

 

家電量販店などであとから購入するものとは異なり、最初からキッチンの一部となっているため、調理台を広く保てます。

 

食器洗い乾燥機は現代の三種の神器とも呼ばれているものなので、あらかじめ備えておくに越したことはありません。

 

 

オプション⑥:タッチレス水栓

タッチレス水栓とは、水栓に直接手を触れることなく水を出したり止めたりできる水道設備です。便利なだけでなく衛生的でもあります。

 

センサーに手をかざして出し止めするタイプ、足元のスイッチを踏むことで出し止めできるタイプなどがあります。自身やご家族の好みで選んでみましょう。

 

またタッチレス水栓を用いることによって、通常の水栓よりこまめに水の出し止めをするようになることから、節水につながるという研究結果もあります。

 

 

オプション⑦:電動シャッター

オプション⑦:電動シャッター

電動シャッターとは、ガレージのシャッターをリモコンで開閉できるようになる設備のことです。

 

重いシャッターを毎回全身で上げ下げすることなく、ボタン1つで開閉できるようになるため、圧倒的に手間が少なくなります。

 

女性や子供でも簡単にシャッターを開閉できるようになるのもメリットでしょう。

 

 

オプション⑧:造作棚

造作棚とは、造り付けのオーダーメイドの棚のことです。

 

オーダーメイドであるため、スペースに合わせたサイズやインテリアに合わせたデザイン・素材で作ることができます。

 

そのため、部屋の雰囲気によくなじむことなどがメリットとして挙げられるでしょう。

 

その間取りにおいて可能な、最大限の収納容積を確保できるのも便利な点です。

 

【関連記事】造作テレビボードをタイプ別にご紹介〜費用相場や後悔しないためのポイントも解説〜

 

 

オプション⑨:スマートキー

オプション⑨:スマートキー

スマートキーとは、鍵を差し込むことなく扉を開閉できる設備のこと。

 

最大のメリットは、扉を解錠するために手を使う必要がないことです。

 

買い物帰りで両手が荷物で塞がっていて鍵が取り出せなくても、バッグなどにリモコンキーを入れておけば、ドアに近づくだけで解錠するタイプのものもあります。

 

 

オプション⑩:太陽光発電システム

オプション⑩:太陽光発電システム

太陽光発電システムを個人の住宅に導入することも可能です。

 

同時に蓄電システムを導入すれば、日頃の電気料金が安くなるだけでなく、災害時に停電した際にも電気を使えるようになります。

 

求める発電量やメーカーによって価格に差があるのが特徴なので、導入する際にはどのメーカーのどのシステムを選ぶのか、しっかり検討する必要があるでしょう。

 

 

実際にオプション設備を目で見て触って確認することも大切で、今回ご紹介したものは、弊社モデルハウスで確認できます。

 

実物を見ることで、「思っていたのと違った」などの失敗や後悔を防ぐことにつながり、本当に必要なオプションだけを選びやすくなりますよ。

 

ぜひ一度、モデルハウスに足をお運びください。

 

 

注文住宅のオプションは平均でいくら?

注文住宅のオプションは平均でいくら?

当然ながらオプション設備を導入すると、そのぶん費用がかかります。

 

具体的にいくらかかるかはメーカーによってまちまちですが、一般論としてのおおまかな平均値はあるので、ここではそれを紹介します。

 

まずは前項でおすすめした10個の設備について、平均価格を並べてみましょう。おおよそ以下のようになります。

 

オプション名 平均価格
パントリー 約15万円
無垢床 1平方メートルあたり
約1万円
タイル壁 1平方メートルあたり
約1万円
タンクレストイレ 約8万円

ビルトイン
食器洗い乾燥機

約10万円
タッチレス水栓 約3万円
電動シャッター 約6万円
造作棚 約20万円
スマートキー 約5万円
太陽光
発電システム
5kw程度の発電量で
約100万円

 

それに加えて、ここでは以下の部屋に関して、オプションを設定した場合の平均価格を見ていきます。

 

  • キッチン
  • 浴室・トイレ
  • リビング
  • 居室(寝室や子供部屋)
  • 玄関
  • 外構

 

おおよその費用感を把握したうえで、自分の優先順位に当てはめて検討してみましょう。

 

 

キッチン

 

標準仕様のキッチンにさまざまなオプションを追加した場合、平均で20~30万円ほどかかります。

 

ハイグレードキッチン仕様を選んだ場合には、価格は跳ね上がり、100万円以上を想定しておくべきでしょう。

 

キッチンは、自炊するのであればほぼ毎日使うところなので、しっかりお金をかけて望み通りのものにしておく価値は十分にあります。

 

 

浴室・トイレ

 

浴室やトイレにオプションを追加すると、それぞれ以下のような追加料金がかかります。

 

  • 浴室:5~15万円
  • トイレ:最大で5万円ほど

 

浴室のオプションとは、湯沸かし器やジャグジーのこと。トイレのオプションは、ウォシュレットなどの設備を指します。

 

 

リビング

 

リビングにオプションとして造作家具を設置する場合には、その規模感にもよりますが、10~50万円ほどを見込んでおいたほうがよいでしょう。

 

造作家具は比較的大掛かりになりやすいため、ある程度費用がかかってしまうのは仕方ありません。

 

特に最近のリビングは広く確保されていることが多いので、造作家具をしっかり備えつけようとすると、どうしても規模が大きくなりがちです。

 

しかし一般論として、リビングにお金をかける価値はおおいにあると言えるでしょう。

 

 

居室(寝室や子供部屋)

 

寝室や子供部屋などの居室には、造作家具や間接照明といったオプションをつけることが考えられるでしょう。

 

費用相場はそれぞれ以下のようになっています。

 

  • 造作家具:10~30万円
  • 間接照明:10~30万円

 

リビングに比べると、お金をかける優先度は低いかもしれません。

 

しかしくつろぎの空間にもこだわりを持つのであれば、しっかりとしたオプションを備えることも視野に入れるべきでしょう。

 

 

玄関

 

玄関にスマートキーを導入する場合には、5万円ほどかかると見込んでおきましょう。

 

この5万円を高いとみなすかどうかは、「たくさんの荷物を持って外から帰ってくる機会が多いか」といった要素で決めるべきです。

 

 

外構

 

住宅の外側にもオプションはつけられます。たとえば以下のようなものです。平均的な価格も一緒に紹介します。

 

  • カーポート:50万円~
  • お庭工事:15~200万円

 

特に庭については、細かい部分まで凝り始めるきりがないという特徴があります。

 

ちょっとした工事であれば15万円ほどで済みますが、本格的に作り込もうとすると簡単に200万円ほどの金額になってしまうので注意が必要です。

 

 

後悔しない注文住宅のオプションの選び方

注文住宅のオプションについて後悔しないためには、以下の4つのポイントを押さえることが大切です。

 

  1. デザインが自分の好みに合うか
  2. 生活スタイルと利用頻度に見合うか
  3. オプションを含めて予算内に収まるか
  4. メンテナンスしやすいか

 

順番に見ていきましょう。

 

 

選び方①:デザインが自分の好みに合うか

 

デザインが好みに合うかどうかは重要な要素です。

 

オプションは設備であり、設備は道具として使うものです。デザインは二の次、という考え方もあるでしょう。

 

しかし家の中の設備とは毎日の付き合いになるので、デザインが気に入らないと後悔も非常に大きなものになってしまいがちです。

 

「このデザインならば長く付き合っていけるだろう」と思えるような納得のいくものを初めから選んでおくべきでしょう。

 

 

選び方②:生活スタイルと利用頻度に見合うか

 

オプションには追加費用がかかるので、求める生活スタイルや利用頻度に見合うかを判断することが大切です。

 

滅多に使わないオプションに多額のお金を費やしてしまうと、確かに便利ではあるけれども特に必要なかった、という後悔の気持ちが芽生えかねません。

 

本当に必要なものなのか、事前にシミュレーションをしっかり重ねておきましょう。

 

 

選び方③:オプションを含めて予算内に収まるか

 

事前に予算を考えるとき、あらかじめオプションまで含めてきちんと計算しておくことはとても重要です。

 

いざ工事が始まってから、オプションまで含めると予算オーバーになってしまうことが明らかになった場合、施工会社とのトラブルに発展する恐れもあります。

 

オプションだからと軽く考えず、あらかじめしっかり計算に含めておきましょう。

 

 

選び方④:メンテナンスしやすいか

 

メンテナンスしやすい設備であるかも、オプションを決める際にはきちんと考えておきましょう。

 

どれほど使いやすいオプションであっても、メンテナンスに手間がかかるのでは暮らしの質の向上をそれほどは感じられなくなるからです。

 

住宅というのは長い年月にわたって住み続ける、すなわち使い続けるものなので、メンテナンスについて考慮することは避けて通れません。

 

メンテナンスについて何かわからないことがあるときには、施工会社に積極的に質問してみましょう。

 

 

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注文住宅を扱っている施工会社はたくさんありますが、そのすべてが注文住宅に関する豊富なノウハウを備えているとは限らないからです。

 

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トータルバランスに優れた注文住宅の建築を得意としており、これまでに数多くのお客様の多種多様なご要望にお応えしてまいりました。

 

弊社が注文住宅に関してどのような取り組みをしているか、具体的なことについては初めての方へを参照してください。

 

 

まとめ:注文住宅のオプションについて

注文住宅のオプションについて、おすすめの設備や平均価格などを解説しました。

 

注文住宅は自分の好きなようにデザインできるのが最大のメリットです。

 

「これがあったほうが住み心地がよくなる」と感じるオプションがある場合、予算の許す限り積極的に検討してみるべきでしょう。

 

この記事が、注文住宅を建てる際のオプション選びの一助となれば幸いです。

 

注文住宅を建てる際のオプション選びに関してスタッフにご相談したい方は、モデルハウスまたは家づくり無料相談会にお越しください。

 

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この記事の監修

アットホームラボ代表 青木真大(あおきまさひろ)
二級建築士、二級建築施工管理技士


2006年建築デザイン学部を卒業後、東京と新潟の建築事務所にてデザイン実務を経て、株式会社アオキ住建へ入社。 建築業界で15年間の設計、現場監督経験を経て、住宅事業部の責任者として1,500件以上の新築及び大規模リノベーションに関わる。

 

 

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