アットホームラボ

BLOG

新潟県で家づくりを検討する際のポイントは?気候・風土の特徴まとめ

雪国の家の工夫2025.09.04

新潟県で家づくりを検討する際のポイントは?気候・風土の特徴まとめ

日本海沿岸に位置する新潟県は、日本を代表する雪国の1つです。

地域の気候や風土に設備を合わせた住宅は、快適性を高めるため、家づくりを検討する前に特徴を知っておく必要があります。

 

なかでも、新潟県では降雪量を踏まえたうえでの積雪・防寒対策が大切です。

 

この記事では、新潟県で家づくりを検討する際のポイントを紹介します。

気候や風土の特徴や、新潟県を中心に家づくりを展開しているアットホームラボの強みもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

家づくりの際に考えるべき新潟県の特徴

家づくりの際に知っておくべき新潟県の特徴は、以下の4つです。

 

  1. 自然の特徴
  2. 気候の特徴
  3. 暮らしの特徴
  4. 住宅支援の特徴

 

まずは新潟県について理解を深め、どのような住宅がよいかを検討しましょう。

 

アットホームラボでは、性能とデザイン性にこだわった住宅を提供しています。

おしゃれな標準仕様がある住宅について知りたい方は、ぜひ「資料請求」ページよりお問い合わせください。

 

自然の特徴

 

日本海沿岸に位置する新潟県は、豊かな自然を保有しており、水田の面積は日本トップクラスです。

信濃川をはじめとする河川、ラムサール条約湿地として有名な佐潟など、新潟県は自然環境に恵まれています。

自然環境と資源や生き物の豊かさは比例しており、渡り鳥なども県内で見られます。

 

また、県庁所在地となる新潟市は、政令指定都市に指定されているエリアで、都市機能が発達している過ごしやすい地域です。

新潟県は都会の便利さと田舎の豊かな自然、双方をバランスよく保っているため、住み心地の良いエリアといえます。

 

引用元:新潟市|新潟市総合計画2030

 

 

気候の特徴

 

雪国である新潟県は、東京都と比較すると冬は3℃程度平均気温が低くなります。

降水・降雪量は東京都に比べて多く、なかでも冬季に雨がよく降る気圧配置になっています。

一般的に、東京都は6月中旬からが梅雨の時期ですが、新潟県は6月下旬からと遅い傾向です。

 

また、降雪量は新潟県内でも差が生じています。

海岸部では100cm未満、中央部となる平野部では100〜150cm、山沿いでは200〜250cmが降雪量の平均です。

新潟県は、標高によって気温や降雪量に差が生じる点もあわせて押さえておきましょう。

 

引用元:新潟地方気象台|新潟県の気象の特徴

 

 

暮らしの特徴

 

新潟県の主要駅となる新潟駅は鉄道とバスなどの交通網との結びつきや、乗り換えの利便性向上を目的に、リニューアル整備が進められています。(2025年3月時点)

また、首都圏からは上越新幹線を利用すると乗り換えなしでアクセスできます。

新潟空港もあるため、名古屋や大阪などのエリアは、飛行機を利用すると便利です。

 

新潟県は広いエリアで自動車が移動手段となっていますが、公共交通機関を活用して利便性を高められるよう取り組みを実施しています。

 

引用元:新潟経済同友会|2024年インフラ推進委員会

 

 

住宅支援の特徴

 

新潟県の県庁所在地である新潟市内では、新築物件に対して、以下の住宅支援を実施しています。

 

  • 結婚新生活支援補助金
  • 住宅用再生可能エネルギー等導入促進事業
  • 地域脱炭素移行・再エネ推進重点対策加速化事業

 

ゼロカーボンシティを目指すため、個人に対して太陽光の設備導入などに対する補助金が出ます。

そのほかにも新築物件だけでなく、高齢者や障がいを持つ方に対応した住宅へのリフォーム助成支援を実施している点が特徴です。

リフォームや移住を検討されている方は、ご自身が該当するか確認しましょう。

 

なお、当社アットホームラボでは、設計士と直接打ち合わせができる相談会を開催しています。

家づくりやリフォームに関する相談をしたい方は、アットホームラボの無料相談会をご予約ください。

 

引用元:新潟市|2025年住まいに関する融資・助成一覧

 

 

新潟県で家づくりをする際のポイント

新潟県で家づくりをする際に押さえておくべきポイントは、以下の5つです。

 

  1. 積雪対策を検討する
  2. 防寒対策を講じる
  3. 耐震性を意識する
  4. 収納スペースを確保する
  5. 室内に物干しスペースを設置する

 

後悔のない家づくりをするために、ライフスタイルを考慮しながら検討しましょう。

 

 

ポイント①:積雪対策を検討する

 

新潟県の特徴となる積雪は、家づくりと大きく密接するため、対策が必要です。

雪は状態によって重さが異なりますが、場合によっては1㎥あたり500kgを超えるケースもあります。

そのため、新潟県では克雪住宅を検討することで冬期間の住環境を向上できます。

 

克雪住宅とは、屋根の上に積もった雪をかき落とす作業が不要な住宅のことです。

克雪住宅は、次の3つに分類されます。

 

  1. 耐雪型住宅
  2. 落雪型住宅
  3. 融雪型住宅

 

多雪地域では、雪下ろしの必要がないと、冬でも快適に過ごせます。

積雪対策を検討したうえで、理想のマイホームを手に入れましょう。

なお、ガレージを設置したい方は、以下の記事をあわせて参考にしてください。

 

【関連記事】雪国にはガレージがおすすめ?おすすめのガレージ3選と価格について解説

 

引用元:新潟県|2023年克雪住宅を知りたい、つくりたい

 

 

ポイント②:防寒対策を講じる

 

新潟県で家づくりを検討する際は、防寒対策も必須です。

冬は積雪により、気温が下がります。

防寒対策を講じなければ、暖房などの光熱費がかさむ可能性があるため、断熱性と気密性がポイントです。

 

断熱性が良いと、魔法瓶のように内側の温度を一定に保てるため、電力消費を抑えられます。

また、気密性が良いと空気を逃しにくく、冬場でも暖かい住宅を実現できます。

 

ただし、気密性が高いとシックハウス症候群やカビが発生する原因になるため、換気システムの導入も欠かせません。

 

当社アットホームラボの強みは、換気システムの性能にも注力している点です。

防寒対策として断熱性と気密性、健康被害対策として換気システムを採用しているため、1年を通して過ごしやすい住宅になっています。

 

新潟県の気候に適した高性能住宅について、詳しく知りたい方は当社ホームページの「性能・構造」ページをご覧ください。

また、健康と住宅の関係性やシックハウス症候群について知りたい方は、以下の記事をあわせてチェックしましょう。

 

【関連記事】健康住宅とは?住環境が原因で起きる問題と建てるメリットを解説

 

 

ポイント③:耐震性を意識する

 

新潟県で家づくりをする際は、耐震性を意識する必要があります。

日本は地理的に活断層が多く、世界でも地震の多い国です。

 

新潟県も例外なく、2004年の新潟県中越地震では大きな被害を受けました。

自然環境が多いこともあり、地滑りや河川の氾濫などで住宅が水没した報告もあります。

そのため、住宅を検討する際は耐震性を考慮し、万が一に備えた家づくりを検討しましょう。

 

引用元:内閣府|2004年(平成16年) 新潟県中越地震・新潟県

 

 

ポイント④:収納スペースを確保する

 

収納スペースの確保も、新潟県で家づくりをする際のポイントです。

寒い地域となる新潟県では、洋服や布団などが多く必要になるため、収納スペースを通常より広めに確保しておく必要があります。

 

また、積雪地域では、冬用タイヤの準備も欠かせません。

かさばるものが多いため、新潟県で家づくりを検討する際は、収納スペースを考慮した間取りがポイントです。

 

たとえば、玄関収納のほか、小上がり和室の下や階段下など、デッドスペースとなる部分を収納として活用する方法があります。

家の中が荷物であふれてしまうと生活感が出やすくなるため、収納スペースも検討しましょう。

 

 

ポイント⑤:室内に物干しスペースを設置する

 

雪が多く降る地域では冬場に外干しができないため、室内に物干しスペースを設置する必要があります。

特に、冬場の衣類はかさばるものが多く、洗濯が乾かないケースも少なくありません。

 

新潟県の家づくりでは、室内に物干しスペースを設けることを検討するとよいでしょう。

たとえば、洗濯家事を一箇所でまとめられるランドリールームの設置がおすすめです。

ライフスタイルに合わせて、必要な設備を検討しましょう。

 

 

新潟県の気候・風土に適したアットホームラボの家づくり

新潟県の特徴を理解している当社では、断熱性と気密性に特化した高性能住宅を提供しています。

家の中心に大きな吹き抜けを配置したこちらの住宅では、吹き付け断熱材を使用しており、冬の寒さ対策も万全です。

 

また、熱交換換気システムも導入しているため、結露やカビも防げます。

当社アットホームラボは、お客様の理想に寄り添った住宅を提供しています。

 

性能とデザイン性、自然素材にこだわった当社の施工事例は、WORKSからチェックできるのでぜひご覧ください。

 

 

まとめ:新潟県で家づくりを検討中の方はアットホームラボへ

新潟県で家づくりをする際は、積雪・防寒対策を検討する必要があります。

首都圏よりも平均気温が低い新潟県では、冬場の光熱費が高くなるため、気密性・断熱性の高い住宅を選ぶことがポイントです。

 

また、冬用の衣類や布団類を収納できるスペースや室内干しスペースの確保も重要です。

実用性とデザイン性、双方を兼ね備えた高性能住宅を建てて、新潟県で快適な暮らしを実現しましょう。

 

アットホームラボでは、寒さの厳しい新潟県の気候に合わせた高性能住宅を提供しています。

標準設備など、詳しい情報を知りたい方は「資料請求・お問い合わせ」ページより、お気軽にお問い合わせください。

 

【関連記事】高性能住宅とは?メリットやデメリット、補助金についてわかりやすく解説

【関連記事】【後悔しない家づくり】家のランニングコストを徹底解説&節約術も紹介

【関連記事】平屋は夏が暑くて冬は寒い?それぞれの理由と対策についてわかりやすく解説

 

当社のデザイン性と実用性を兼ね備えた高性能住宅の施工事例をさらに詳しく見たい方は、WORKSよりご覧いただけます。

ぜひ今後の家づくりやリフォームにお役立てください。

 

この記事の監修

アットホームラボ代表 青木真大(あおきまさひろ)
二級建築士、二級建築施工管理技士


2006年建築デザイン学部を卒業後、東京と新潟の建築事務所にてデザイン実務を経て、株式会社アオキ住建へ入社。 建築業界で15年間の設計、現場監督経験を経て、住宅事業部の責任者として1,500件以上の新築及び大規模リノベーションに関わる。

 

新築だけでなくリフォームも承っておりますので、気になる方は是非無料相談会にご参加ください!
ご予約・お問い合わせは、下のCONTACTからお気軽に!

CONTACT

アットホームラボの家づくりに興味のある方は
お気軽にお問い合わせください

アットホームラボ 上越0120-55-9262営業時間:10:00-17:00 定休日:水曜日

アットホームラボ 柏崎0120-15-9262営業時間:10:00-17:00 定休日:水曜日

▲ページトップへ