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家づくりの流れ9ステップとかかる期間をわかりやすく紹介

家づくりの知識2024.04.09

これから注文住宅を建てたい、と考えている人はたくさんいることでしょう。

 

近年では注文住宅の人気が高まりつつあります。

 

それは、家族と家で過ごす時間を大切にしたいという気持ちが以前より重視されているからです。

 

高齢者夫婦が第二の人生を長きにわたって過ごすために建てるなどの理由も挙げられるでしょう。

 

しかし、自分の家を建てるのは一世一代の大イベント。人生でそう何度も経験できることではありません。

 

にもかかわらず、大きなお金が動くため判断ミスが許されない緊張感があります。

 

このことから、家づくりに対して不安な気持ちを抱いている人も少なくないのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、家づくりの具体的な流れを順に追って解説します。

 

同時に家づくりにかかる時間や注意点、デザイン住宅の施工事例などにも触れていきます。

 

最後まで読むことで、家づくりに関して一通りの知識が身につくことでしょう。

 


 

 

家づくりの流れを9ステップで紹介

家づくりの流れを9ステップで紹介

家づくりのおおまかな流れは、以下の9ステップとなります。

 

  1. 資金計画
  2. 土地探し
  3. 設計デザイン
  4. 施工
  5. 照明やカーテンを選ぶ
  6. 家具を選ぶ
  7. 庭の仕様を選ぶ
  8. 建物の竣工・引き渡し
  9. アフターメンテナンスを受ける

 

いずれも重要なプロセスであり、事前にしっかり把握しておく必要があります。

 

以下の解説を読んで、全体像をつかんでおきましょう。

 

 

流れ①:資金計画

 

まずは資金計画を立てることが必要となります。

 

予算をまったく考えず「大豪邸を建てて住みたい」と希望したところで、実現する可能性はまずありません。

 

この場合の資金計画とは、現在の貯金や年収だけを指すものではありません。

 

日本人のほとんどは、住宅ローンを組んで新築を建てます。

 

つまり、どの金融機関からいくら借りて、それをどのように返済していくのかの資金計画です。

 

実際にいくら借り入れができるのか、そしていくらまでなら無理なく返済を続けられるのかを決めることで、現実的にどのような家を建てられるかがわかってきます。

 

 

流れ②:土地探し

 

資金計画ができたら、次に土地探しに入ります。

 

ここで重要なのは、どこに住みたいかといった希望だけを考えるのではなく、敷地調査や地盤調査もしっかり行わなければならないことです。

 

建物を建てるのであれば、その土地に希望する家を建てられるのかどうか、建築学的・法的な判断が必要となります。

 

また周辺の建物による日照の影響を調べたり、電気・ガス・水道といったインフラをどのように引っ張ってくるかといった意思決定をしたりといったことも必須です。

 

土地探しについては、不動産会社や施工会社の協力が欠かせません。

 

おおまかなエリアについては依頼者の希望が優先されますが、敷地調査や地盤調査は素人が1人でできるものではないため、プロの力を借りることになります。

 

 

流れ③:設計デザイン

 

土地が決まったら、設計デザインを始めます。ここでは施工会社との打ち合わせを綿密に実施します。

 

依頼者はほとんどの場合において、建築に関する専門知識を持っていません。

 

そのため自分の希望が実現可能なものなのか、可能だとして、どのような手段で実現できるのかといった判断は不可能です。

 

そこで依頼者は、施工会社にできる限り具体的な言葉で自分のイメージを伝え、実現方法を施工会社側のスタッフに判断してもらうことになります。

 

このプロセスで誤解が生まれてはいけないので、打ち合わせは入念に行わなければいけません。

 

 

流れ④:施工

 

設計デザインが決まったら、住宅の施工へ。

 

施工は素人には手の出せない領域ではありますが、可能であれば建築中の住宅を定期的にチェックするとよいでしょう。

 

場合によっては、自分のイメージと異なる箇所や、打ち合わせで決めたはずの内容と異なる箇所が見つかるかもしれません。

 

その場合には速やかに指摘し、修正してもらう必要があります。

 

また建築途中に何らかの問題が発生し、施工会社側から連絡がある場合も。

 

その際には施工会社側のアドバイスを受けつつ、依頼者としてしっかりとした意思表示をしましょう。

 

 

流れ⑤:照明やカーテンを選ぶ

 

照明やカーテンなども自分で選ぶ必要があります。

 

デザイン住宅・注文住宅は間取りの隅々まで依頼者の意思が反映されるものなので、照明やカーテンについても自己決定が求められるでしょう。

 

もちろん、どんな照明やカーテンにするか迷ったときはプロに相談しましょう

 

インテリアデザインの専門業者に問い合わせ、間取り図やイメージを伝えたうえで「どのようなものを選ぶのが最適か」をアドバイスしてもらう方法もあります。

 

 

流れ⑥:家具を選ぶ

 

実際に住宅が完成する前に、家具選びを始めておきましょう。

 

もちろん実際に家具を運び入れるのは建物の引き渡し後ですが、あらかじめ家具を選んでおくと、引き渡しを受けてすぐ生活を始められるようになります。

 

この段階で適切な家具を選べるかどうかは、設計デザインの段階で自分の生活を具体的にイメージできているかで変わるでしょう。

 

たとえば、リビング1つとっても、テーブルやソファーをどのように配置するのか、といった細かな意思決定が必要です。

 

家族がいる場合は家族としっかり相談し、理想の生活を実現できる家具を選びましょう。

 

もちろん予算との兼ね合いも考えなければいけません。

 

【関連記事】造作家具とは?メリット・デメリットや価格相場を徹底解説

 

 

流れ⑦:庭の仕様を選ぶ

 

庭の仕様も自分で選びます。

 

庭は近所の方からも見える部分であるため、人からどう思われるかを気にしてしまいがち。

 

もちろん他人の目を意識することも大切ですが、何よりまず自分にとって快適な庭はどのようなものであるのかを考え抜くことが重要です。

 

和風・洋風のテイストの違いだけでなく、植栽をどのくらい採り入れるのか、庭で何をしたいのかなど、思い描いている理想の庭があるのではないでしょうか。

 

施工会社のアドバイスなども受けながら、予算の範囲内で自分にとって最高の庭を追求するとよいですね。

 

 

流れ⑧:建物の竣工・引き渡し

 

無事に建物が完成すれば、次は引き渡しです。

 

引き渡しを受けた住宅は、正式に自分たちのもの。

 

あらかじめ決めていた家具などをセッティングし、いよいよ新しい生活が始まりますよね。

 

しかし、焦りは禁物です。引き渡しの段階で、何か不具合がないか確認するのを忘れないようにしましょう。

 

もしそこで不具合が見つかったら、どのようなスケジュールで修正してもらえるのか、打ち合わせをする必要があります。

 

 

流れ⑨:アフターメンテナンスを受ける

 

無事に新生活が始まったとしても、施工会社との付き合いはそれで終わりではありません。

 

良心的な施工会社であれば、丁寧なアフターメンテナンスのサービスを用意しているはずです。

 

定期的なメンテナンス以外でも、何か問題が発生した場合はアフターメンテナンスに相談しましょう。

 

これは対価を支払って得た正当なサービスの一環なので、十分に活用していきましょう。

 

 

家づくりの流れでかかる期間は?

家づくりの流れでかかる期間は?

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家づくり全体の流れとしてかかる期間は、どのような家を建てるのかによっても変わってきます。

 

そのため一概に「これくらいの期間がかかる」と断言することはできません。

 

しかし、一般的には、デザイン住宅・注文住宅を新たに建築する場合、最初に資金計画を立てましょう。

 

一般的に、家づくりの準備から完成までにかかる期間は約8~15ヶ月程度必要とされています。

 

ただしもちろん、半年で終わったというケースもあれば、2年以上かかったというケースもあります。

 

また特別な建材が必要な場合や、途中でデザインや設計に変更があった場合には、工期が長引くこともあるかもしれません。

 

 

家を建てる際の注意点

家を建てる際の注意点

家を建てる際の注意点としては、以下の2つが挙げられます。

 

  1. 入居希望日から逆算する
  2. 施工会社選びに注意する

 

順番に見ていきましょう。

 

 

注意点①:入居希望日から逆算する

 

家を建てることを決めたら、具体的にいつ入居したいのかをまず決めて、そこからの逆算で行動を始めましょう。

 

前項で、家づくりの流れでかかる期間は約8~15ヶ月であると解説しました。

 

幅のある数字ですが、この数字を基にして資金計画を立てたり、情報収集を始めたりしましょう。

 

 

注意点②:施工会社選びに注意する

 

施工会社を選ぶ際にも注意すべきことがあります。

 

プロの施工会社と一口にいっても、デザイン住宅・注文住宅に関するノウハウはどれくらい蓄積されているかはピンキリです。

 

会社選びを間違うと望んだ通りの住宅が手に入らない可能性もあります。

 

施工会社を選ぶ際には、公式サイトの情報をチェックしたり、口コミ情報を調べたりといった方法で比較検討を行いましょう。

 

【関連記事】工務店で家を建てるメリット・デメリット|ハウスメーカーとの違いを合わせて解説

 

 

デザイン住宅の施工事例

デザイン住宅の施工事例

弊社・アットホームラボは、YouTubeにてデザイン住宅の施工事例を動画で公開しています。

 

動画を見れば、どのような家を建てられるのか、想像できると思いますので、ぜひご覧ください。

 

 

 

 

理想のデザインは千差万別であり、必ずしもこの動画のような住宅に住みたいと考えるわけではないかもしれません。

 

しかし「このような出来栄えになるのだ」という参考にはなるはずです。ぜひ一度ご覧いただければと思います。

 

 

家を建てるならアットホームラボ

家を建てるならアットホームラボ

前述しましたが、家を建てる際には施工会社選びが重要な意味を持ちます。

 

優れた住宅を建てるために施工会社に求められるのは、以下の3つの要素です。

 

  1. 豊富なノウハウを蓄積しているか
  2. 高性能・高コストパフォーマンスな仕事ができるか
  3. アフターメンテナンスが充実しているか

 

残念ながら、すべての施工会社が上記をきちんと備えているわけではありません。

 

顧客の希望に十分に答えられない施工会社に当たってしまうと、一世一代の夢であるデザイン住宅でひどい落胆を味わうことになる可能性もあります。

 

アットホームラボには、数多くのお客様のご依頼を承ってきたことによる豊富なノウハウが蓄積されています。

 

また、母体が老舗の建材会社であるため、上質な資材を安く仕入れることができ、高品質・高コストパフォーマンスが可能です。

 

アフターメンテナンスも、30年間の無料点検をはじめ長期保証を各種取り揃えております。

 

引き渡し後も安心して暮らせるよう、お家のメンテナンスだけでなく、長く愛着を持って様々な角度からの暮らしのご提案を実施しています。

 

自分の理想とする家を建てたい方は、ぜひ弊社・アットホームラボまでお問い合わせください。

 

詳しいことは初めての方へのページを参照してください。

 

 

まとめ:家づくりの流れ9ステップとかかる期間について

まとめ

家づくりの流れについて、おおまかなところを解説しました。

 

自分好みにデザインした家を持つのは、現代人の大きな夢の1つです。

 

しかし、大きなお金が動く一世一代のイベントであるため、何もわからない状態で望むのは危険であるといえます。

 

プロと同等のノウハウを身につける必要はありませんが、ある程度の知識を身につけておくに越したことはないでしょう。

 

この記事を参考にして、きちんと知識を仕入れた状態で家づくりに臨めるようになってください。

 

アットホームラボでは、お金と間取りの無料相談会も開催しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

 

 

この記事の監修

アットホームラボ代表 青木真大(あおきまさひろ)
二級建築士、二級建築施工管理技士


2006年建築デザイン学部を卒業後、東京と新潟の建築事務所にてデザイン実務を経て、株式会社アオキ住建へ入社。 建築業界で15年間の設計、現場監督経験を経て、住宅事業部の責任者として1,500件以上の新築及び大規模リノベーションに関わる。

 

 

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