和モダンな内装の魅力とは?おしゃれに見せるアイデアや施工事例を紹介
和モダンは昔ながらの伝統美と、現代的なスタイリッシュさを組み合わせたデザインで、日本人の生活と調和するスタイルです。
そのため、和モダンを内装に取り入れたい方も多いのではないでしょうか。
和モダンは和と洋をバランスよく組み合わせると、おしゃれでスタイリッシュな内装に仕上がります。
この記事では、和モダンの内装について解説します。
おしゃれに見せるアイデアとあわせて施工事例も紹介するので、内装でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
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和モダンの内装が注目されている理由
和モダンの内装が注目されている主な理由は、以下の3つです。
- 日本の気候に適した住環境をつくり出せる
- 落ち着きのある雰囲気を演出できる
- 経年変化を楽しめる
内装に使われるものは毎日触れる部分になるため、快適さや好みなどを慎重に検討する必要があります。
ライフスタイルやご家族の好みもあわせて検討しましょう。
理由①:日本の気候に適した住環境をつくり出せる
日本は温帯に属しており、季節風の影響で4つの季節がはっきりしています。
四季があることで、夏は高温多湿、冬は乾燥します。
そのため、昔ながらの住宅はヒノキなどの自然素材を使用し、高温多湿に備えていました。
和モダンではヒノキやスギなどの自然素材を使用するため、日本の気候に適した住環境を実現できます。
日本の気候に適した住環境と温かみのある空間を実現できる点が、和モダンの内装が注目されている理由です。
アットホームラボでは、おしゃれなだけでなく、性能に優れた住宅を提供しています。
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理由②:落ち着きのある雰囲気を演出できる
和モダンな内装は、落ち着きがありつつも、高級感あふれる雰囲気を演出できる点が魅力です。
和モダンは昔の家屋を再現したデザインではなく、現代にマッチするようスタイリッシュさを兼ね備えています。
日本の伝統的な色彩は落ち着いた色合いのため、くつろぎやすい空間を実現可能です。
和モダンな内装は現代風なスタイルながらも、どこか懐かしさを感じさせる理由により、幅広い世帯から支持を集めています。
理由③:経年変化を楽しめる
和モダンな内装には、漆喰壁や無垢材が使用されています。
漆喰壁や無垢材は年月を経過することで風合いや色味が増し、経年変化を楽しめます。
そのため、和モダンの内装は時間の経過とともに味が出てくる点が魅力です。
年月が経過するとともに、趣を深めていくため、愛着を深められるでしょう。
また、和モダンな内装は流行りに左右されない一貫性のある現代的なデザインなので、長く住む住宅に取り入れるのに適しています。
無垢材のメリットやデメリットを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
【関連記事】無垢材とは?無垢材の特徴やメリット・デメリット、お手入れ方法などを紹介
和モダンな内装をおしゃれに見せるアイデア5選
和モダンな内装を取り入れておしゃれに見せるためには、以下5つのアイデアがあります。
- 自然素材を取り入れる
- 伝統的な日本の色彩を採用する
- 和と洋のバランスを考える
- 高さが低い家具を配置する
- 余白を意識したレイアウトにする
内装で迷われている方は、ぜひ参考にしてください。
アイデア①:自然素材を取り入れる
和モダンな内装に使用される自然素材は、以下のとおりです。
- 漆喰壁
- 和紙
- 畳
- 無垢材
自然素材は、家の一部に取り入れるのもおすすめです。
また、和室をつくらずとも漆喰壁や無垢材を取り入れることで、和モダンな雰囲気を演出しやすくなります。
内装は毎日触れる部分のため、快適さと好みの双方を考慮したうえで取り入れましょう。
アットホームラボでは、和モダンな内装に欠かせない無垢材・漆喰壁を標準仕様とした住宅を提供しています。
自然と調和した和モダンな住宅について詳しく知りたい方は、当社ホームページ「初めての方へ」をご覧ください。
アイデア②:伝統的な日本の色彩を採用する
内装において、色合いは大切です。
以下の伝統的な日本の色彩を取り入れることで、和モダンな雰囲気が出せます。
- 木目調×白とグレーのモノトーン
- 白×ベージュやグレーなどのくすみカラー
- 茶色やグレー×あたたかみのある赤や黄色
落ち着きのある洗練された雰囲気は、基調となる色を白やベージュにするとよいでしょう。
深みのある青や緑を加えても、和モダンスタイルに近づきます。
また、赤や黄色を取り入れると温かみが増し、過ごしやすい空間を演出できます。
和室がない間取りの場合は、くすみのある緑などを内装のアクセントにすると、洗練された和モダンスタイルを実現可能です。
ポイントとして青海波や麻の葉模様などを取り入れることで、落ち着きのある雰囲気に可愛らしさを加えられます。
アイデア③:和と洋のバランスを考える
和モダンは、昔ながらの和スタイルと現代的な洋を組み合わせたスタイルです。
和と洋のバランスが良いと、洗練された美しいデザインになります。
和と洋をバランス良く配置させるコツは、素材や色にこだわることです。
和であれば木や竹、洋であればガラスや金属というように、うまく組み合わせましょう。
色や素材だけでも十分に和モダンな雰囲気は出せますが、素材にこだわることでより洗練された空間になります。
それぞれの質感を活かして、美しい調和のとれた内装を検討しましょう。
アイデア④:高さが低い家具を配置する
和モダンは、高さが低い家具と相性抜群です。
落ち着きのある雰囲気は、頭上の空間が広いことで演出できます。
そのため、高さが低い家具を配置すると座っていても圧迫感がなく、落ち着きのある和モダンな空間を実現できます。
ローソファやローテーブルなどは、デザイン性と実用性を兼ね備えているためおすすめです。
和モダンな内装を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
アイデア⑤:余白を意識したレイアウトにする
余白を上手に活用すると、過ごしやすく快適、かつスタイリッシュなレイアウトになります。
たとえば、ダイニングにローテーブルとローソファを取り入れると、空間とリビングを一体化できます。
一体化により、空間に余白ができるため、開放感を生み出せるのです。
空間のゆとりは心を落ち着かせる効果があるので、ゆったりくつろげる快適な住まいを実現できるしょう。
和モダンでおしゃれな内装を取り入れた施工事例
和モダンでおしゃれな内装を取り入れた、2つの施工事例を紹介します。
- 玄関からトイレまで至るところで和を感じられる住宅
- 調和のとれた和モダンなリビングが特徴の住宅
和モダンの内装を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
アットホームラボでは、ご自身の好みに合う家づくりに関する無料相談会を受け付けています。
設計士や宅地建物取引士と、直接話をしながらのご相談をご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
施工事例①:玄関からトイレまで至るところで和を感じられる住宅
積極的に和を取り入れたこちらの住宅のポイントは、以下の2つです。
- 木の風合いを基調とした落ち着きのある色味
- 旅館を思わせる玄関やトイレ
無垢材を使用することで、木の風合いを経年で楽しめます。
また、白のクロスを全面的に使用し、落ち着きのある空間を演出している点が特徴です。
玄関やトイレには白砂利が敷き詰められており、色合いの統一感と和モダンさを一層引き立てています。
部屋の細部までにこだわった、美しい空間を演出した施工事例です。
施工事例②:調和のとれた和モダンなリビングが特徴の住宅
和と洋のバランスを考え抜いたこちらの住宅のポイントは、以下の2つです。
- 家族団らんができる畳コーナーを含めたリビング
- 茶と白を基調にした和モダンな色合い
キッチンから畳コーナーまで見渡せるリビングは、家族団らんで過ごしやすい間取りになっています。
また、リビングにはローテーブルを配置しており、畳コーナーと同じ目線になっているのもポイントの1つです。
色合いは白と茶を基調にしているため、幅広い世代が落ち着ける空間となるでしょう。
性能とデザイン性、自然素材にこだわった当社の施工事例は、WORKSからチェックできるのでぜひご覧ください。
また、当社の標準仕様でもある漆喰壁のメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事をあわせてチェックしましょう。
【関連記事】漆喰を塗り壁材に使う魅力を徹底解説
まとめ:和モダンな内装で居心地の良い空間を実現
和モダンな内装は日本人の生活になじみがあり、現代のスタイリッシュさを融合させた、居心地の良い空間です。
色合いだけでなく、家具の高さや質感にもこだわると、より洗練された和モダンな内装になります。
家族やご自身のライフスタイルなども加味したうえで、和モダンな内装を考えましょう。
アットホームラボでは、和モダンな内装を取り入れたモデルハウス見学会を開催しています。
新潟県周辺で注文住宅を検討している方は、お気軽にお問い合わせください。
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和モダンな注文住宅で、念願のマイホームをつくりませんか?
新潟県周辺で、おしゃれで性能が良い住宅の施工事例を見たい方は、当社ホームページ「施工事例」よりご覧ください。
この記事の監修 アットホームラボ代表 青木真大(あおきまさひろ)
二級建築士、二級建築施工管理技士
2006年建築デザイン学部を卒業後、東京と新潟の建築事務所にてデザイン実務を経て、株式会社アオキ住建へ入社。 建築業界で15年間の設計、現場監督経験を経て、住宅事業部の責任者として1,500件以上の新築及び大規模リノベーションに関わる。
新築だけでなくリフォームも承っておりますので、気になる方は是非無料相談会にご参加ください!
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