漆喰壁(しっくいかべ)にリフォームする際の費用相場を解説
漆喰壁(しっくいかべ)は新築だけではなく、リフォームでの施工も可能です。
「漆喰壁(しっくいかべ)にリフォームするのはどれくらい費用がかかるの?」
「DIYでもできるの?その仕上がりは?」
この記事では漆喰壁(しっくいかべ)にリフォームする際の費用を詳しく解説していきます。
漆喰壁のリフォームを業者に依頼する場合の費用相場
漆喰にかかる費用の相場は、1㎡あたり約4,800~9,600円と言われています。
この中には材料費や下地処理費、作業費などが含まれています。
〈参考費用〉
「漆喰を塗る前に元のクロスを剥がすかどうか」「壁の下地の補修が必要かどうか」など、施工前の壁の状態によっても費用が変動します。
漆喰壁のリフォームをDIYした場合の費用相場
「DIYで漆喰壁ができるの?」「業者に依頼しなくても良いの?」と思う方もいるかもしれませんが、DIYの経験があり、仕上げをそれほど気にしないのであれば自分で漆喰を塗ることはそれほど難しくありません。
ホームセンターやインターネットでは1㎡あたり1,000円で漆喰が販売されています。
下地の材料分も費用がかかることを考慮すると1㎡あたり2,000円くらいが相場と言えるでしょう。
漆喰壁の費用を安く抑えるポイント
1.DIY
DIYは自分で施工をするため、人件費がかかりません。
ホームセンターなど手に入る商品の中には、漆喰が予め練られているものがあり、すぐに使うことができます。
業者に依頼するのと比べて安く済むDIYですが、養生するためのテープや漆喰を練るためのコテなど、たくさんの道具が必要になります。
〈DIYをする際に必要な道具〉
・金コテ 又は プラスチックコテ
・コテ板
・マスキングテープ
・養生テープ
・ブルーシート
・軍手
・バケツ(下地材用)
・ローラー(下地材用)
など、合計すると1万円程度かかります
すべて揃えるとそれなりの金額になってしまうのでDIYを考えている人は道具にかかる費用も含めて検討しましょう。
2.漆喰壁が得意な業者に依頼する
DIYでも人気の漆喰ですが、塗り慣れていないとヒビが入りやすく、補修が上手くいかない場合があります。
また、漆喰のように機能性のある素材は、きちんと施工をしないと効果が十分に発揮されない可能性もあります。
元々、漆喰塗りは経験豊富な業者への依頼が基本です。キレイに仕上げるためには高度な技術と手間を求められる施工であるため、DIYの補修よりもプロにメンテナンスをお願いすることをオススメします。
漆喰壁の施工事例
アットホームラボの漆喰壁の施工事例を紹介します!
LDK
リビング・ダイニング・キッチンの大きな空間を白い漆喰壁で仕上げることで、明るく広々とした空間を得ることができます。
キッチン
漆喰壁には消臭効果があるので、LDKが一体のお部屋でも食事の臭いが残りにくくなります。
脱衣洗面室
洗濯物や浴室からの湿気が気になる脱衣室・洗面室ですが、漆喰壁の調湿効果でジメジメも気になりにくくなります。
トイレ
こもりがちなトイレの臭いも、漆喰壁の消臭効果が期待できます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は漆喰壁をリフォームした場合の費用相場をご紹介しました。
漆喰の調湿効果や抗菌効果、仕上がりの綺麗さを求めるのであればプロへの依頼が基本です。
単純に費用だけで比較するのではなく、「質」にもこだわって選択できると良いですね。
この記事の監修
アットホームラボ代表 青木真大(あおきまさひろ)
二級建築士、二級建築施工管理技士
2006年建築デザイン学部を卒業後、東京と新潟の建築事務所にてデザイン実務を経て、株式会社アオキ住建へ入社。 建築業界で15年間の設計、現場監督経験を経て、住宅事業部の責任者として1,500件以上の新築及び大規模リノベーションに関わる。
\あわせて読みたい漆喰記事/
漆喰を塗り壁際に使用した際のメリット・デメリットや費用相場などを分かりやすく簡潔にまとめました。
アットホームラボでは、「健康に暮らせるおうちを建てたい」という思いから、自然素材にこだわり、漆喰壁を標準仕様(2021.8月現在)としてラインナップしています。
新築だけでなくリフォームも承っておりますので、気になる方は是非 無料相談会にご参加ください!
ご予約・お問い合わせは、下のCONTACTからお気軽に!